結婚相談所を利用する30代のリアルな婚活事情は?婚活成功の秘訣!
30代になれば、20代のときとは価値観が一変し、結婚を考える男性も多いのではないでしょうか。
仕事が忙しくて日常生活の中でなかなか出会いがなく、結婚相談所を利用する方もおられるでしょう。
この記事では、30代の男性が結婚相談所を利用する上で知っておきたい、次の内容を解説します。
この記事でわかること
- 30代男性の婚活事情
- 結婚相談所を利用する30代男性が結婚するためのポイント
- 30代男性が婚活でアピールできること
結婚相談所を利用する30代男性の、リアルな事情をお伝えします。
イメージしやすいように具体的に書いていくので、ぜひ参考にしてください。
もくじ
30代からの婚活は厳しい?
30代の男性は、「そろそろ身を固めたい」と考える年代が多いといえるでしょう。
真剣に結婚相手を探したいと思っても、仕事が忙しかったり、年収の低さがネックになったりすると、婚活に対して向き合うのが難しいのではないでしょうか。
中には、1人にすっかり慣れきってしまって、結婚への意識が薄い方もおられるかもしれません。
30代男性の婚活はハードルが高いのか、リアルな婚活事情を紹介します。
30代男性の婚活では年収を見られる
女性が結婚相手に求める条件は時代とともに変わってきているものの、年収が大きなウェイトを占めていることは依然として変わっていないでしょう。
特に30代の男性は、年収がチェックされる傾向が強いです。
「どれくらいの年収であれば女性が嫌悪しないのか」がわかりやすいように、実際のデータを参考にしてみましょう。
男性の平均年収を調査した統計では、30~34歳は457万円、35~40歳は512万円であることがわかります。
(出典:平成28年分「民間給与実態統計調査」国税庁長官官房企画課)
女性が30代男性に求める年収を調査したデータによると、400~500万円を希望する割合が21.8%、500~600万円を希望する割合が19.7%となっています。
(出典:「令和元年版 少子化社会対策白書」 内閣府)
これらのデータから、「30代男性の平均年収から大きく下回らない限りは大丈夫そう」ということがわかります。
現代では「共働き」というスタイルも一般化しています。
年収が低くても、「夫婦二人の収入で家計を支える」という価値観が合う女性を見つけられれば、結婚できる可能性が高まるでしょう。
30代は仕事が多忙
30代の男性は、仕事で責任のあるポジションや管理職についたり、転職や起業を考えたりしている方も多いでしょう。
仕事が忙しい男性は、結婚に対して意識が及ばず、結婚の必要性を感じていない男性も意外に多いです。
また、謙虚な男性だと「自分はまだまだ半人前」とさらに仕事に打ち込むかもしれません
目の前の仕事がいっぱいいっぱいで、結婚に対しての意識が低い男性は、30代という時期はあっという間に過ぎ去ってしまうでしょう。
婚活をしている男性でも、仕事が忙しいとデートの都合がつかなかったり、デートをドタキャンしてしまったりなんてことになると、相手の信頼を失ってしまう可能性もあります。
仕事に余裕が生まれ自由な時間が増えると、結婚に対しての意識が変わるかもしれませんし、異性と出会う時間も作れるでしょう。
30代になると1人に慣れてしまう
一人暮らしの経験が長いと、1人の生活に慣れきってしまい、「誰かと生活を共にするなんて考えられない」と考える男性もおられるのではないでしょうか?
結婚の意向を調査したデータによると、「結婚しなくてもいい」と考える20代の未婚男性は5.9%に対し、30代の未婚男性は12.6%と、6.7%も上昇しています。
(出典:平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」内閣府)
統計データからもわかるよう、30代は結婚に対する意識が薄れているといえるでしょう。
結婚する必要性を感じていないと、わざわざ出会いの場に足を運ぶ気にもならないし、いい女性がいたとしても結婚という選択肢を選ばないこともあります。
今は1人でもいいかもしれないですが、「高齢になってからきっと後悔するだろう」と予想できるのであれば、結婚への一歩を踏み出してみてもいいかもしれません。
結婚相談所を利用する30代男性が婚活成功する秘訣
幸せな結婚をするためには、「柔軟さ」と「謙虚さ」を持ち合わせているといいでしょう。
婚活で30代男性の大きな武器になる貯金についても、年代別の平均貯金額のデータも用いながら解説します。
結婚相談所を利用する男性が婚活に成功するために、押さえておきたいポイントを4つ紹介します。
条件の幅を広げる
誰でも、結婚する相手に対して理想を持っているものです。
「料理上手」「自分より身長が低い」「顔がタイプ」など多くの条件を掲げ、なるべく理想の相手を見つけようとします。
しかし、家事や料理は結婚してからスキルを上げらますし、タイプじゃない女性と会ってみると意外な魅力を発見できるかもしれません。
条件ぴったりな女性が現れても、価値観が合わない可能性もあります。
条件が合う相手が現れずに、いつまでも結婚できない場合もあるかもしれません。
結婚相手に対する条件は完全に求め過ぎず、柔軟に考えましょう。
条件を広げることは、妥協ではありません。
さまざまな人生観や価値観に触れるチャンスと考えてみましょう。
今までまったく気に留めていなかった女性と、意気投合できる可能性もあります。
少し視野を広げてみると、最良の相手が現れるかもしれません。
とにかく気になる女性とは合ってみる
婚活では「失敗したくない」「すべての条件が合う相手とだけ会いたい」と考えてしまいがち。
けれどそうすると、視野が狭くなって本当に自分に合う相手と出会う機会を逃してしまう可能性があります。
少しでも気になる女性がいたら、まずは会ってみるといいでしょう。
結婚相手に求めるすべての条件を満たさなくても、「なんとなく気になる」程度でかまいません。
さまざまな女性と会っているうちに、意外なタイプの女性に安らぎを感じたり、話していて楽しかったり、新たな発見があるかもしれません。
「必須条件だと思っていたけどそこまで重要ではなかった」という気づきもあるでしょう。
出会いの回数を増やし、どんな女性だと安心できるのか、一緒に居て心地いいのかを確認してみてください。
慎重になり過ぎず、どんどん行動してみましょう。
謙虚な姿勢を忘れない
男性の謙虚さに欠ける態度に、女性は離れていくものです。
婚活では、謙虚な姿勢を忘れずに女性と接する必要があります。
自分の話ばかりせずに、女性の話に興味を持って耳を傾けましょう。
自分を偽らずに、素直に接することも重要です。
男性は、「自分が選ばれる立場である」ということを忘れると、婚活はスムーズに進まないでしょう。
特に自信家ほど「自分が女性を選ぶ立場」という考え方をしてしまいやすく、顔立ちが整ったイケメンや、高学歴・高収入・高身長という、いわゆる三高は自信を持ち合わせていることが多いため、注意が必要です。
また仕事で立場が高くなると、無意識のうちに人を見下すクセがついているかもしれません。
婚活をする際は、「自分が謙虚で素直な姿勢を持ち合わせているか」また「相手への敬意を忘れていないか」を一度確認してみましょう。
貯金も大事
30代のみなさんは、貯金していますか?
中にはまったく貯金していない男性もいると思います。
貯金額を調査したデータによると、30代男性の平均貯金額は167万円で、30代全体の約3割が貯金ゼロです。
(出典:「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和2年)」金融広報中央委員会)
貯金は社会人としての付加価値になるのも事実です。
婚活では、30代男性は年収だけではなく貯金額も見られます。
女性は男性の貯金額から、金銭感覚やお金に対する考え方など、結婚後の生活を想像します。
しっかりと貯金している男性に対しては、「安心して暮らせそう」というイメージが湧きやすいです。
お金との向き合い方は重要なポイントの一つで、女性は男性の貯金額からさまざまな印象を持つでしょう。
貯金額がゼロというのは、あまりいいイメージを持たれません。
浪費癖がある方は、今からでも間に合うので、今一度お金に対する考え方を見直してみるといいでしょう。
30代男性が婚活でアピールできるポイント
30代の男性は人生における経験値が蓄積し、20代とは違ったアピールポイントがあります。
キャリアや年収
30代はキャリアが築かれてくる時期であり、20代よりも年収が高くなる場合が多いでしょう。
女性は男性に年収の高さを求めている場合が多いので、年収の高さは大きなアピールポイントになります。
経済的な余裕が生まれると、自信を持って婚活に向き合えます。
大人の落ち着き
大人としてさまざまな壁を乗り越え、良いことも悪いことも受け止めながら人生を歩んできた30代。
豊富な人生経験から生まれる、大人の落ち着きに魅力を感じる女性は多いです。
しっかりと自立した男性の精神的な余裕は、態度や振る舞いに現れるものです。
人生経験が豊富なので話題の幅が広く、女性を飽きさせない話術を持っている場合も多いでしょう。
まとめ
効率的に婚活を進めたい30代の男性は、結婚相談所を利用することも一つの選択肢です。
理想の条件に該当する女性を追い求めるのもいいですが、さまざまな女性に会ってみると意外な発見があるかもしれません。
思ってもいなかった女性と考え方や価値観が合う場合もあるでしょう。
30代男性は、20代とは違ったアピールポイントがたくさんあります。
自分の武器を最大限アピールして女性に伝われば、きっとうまくいくでしょう。