結婚相談所、お相手検索システムが婚活を厳しくする？！

アナログ婚活時代

私が結婚相談所を始めた頃は、手書きの身上書とスナップ写真を会員さんにお見せしてお相手のご紹介をしていました。
35才の男性だからお相手の女性の年齢は20代後半から32～3歳くらいの女性がいかな。
45才の男性だからお相手の女性は30代半ばから40才過ぎくらいまでの女性がいいかな。
年齢を基盤に他の条件をかみ合わせ、双方の釣り合いを考えてアナログのご紹介をしていました。

インタネットお相手検索システム登場！

インタネットが普及しだしてパソコンでお相手検索ができるようになったのは10数年前だと思います。
結婚相談所セジュールがお相手検索システムを導入したのは、2010年。
スマホはまだ普及しておらず会員さんはパソコンからシステムを見ていました。
お相手への希望条件、年齢・身長・体重・学歴・住まい・年収等入力すると「ヒット」した方が一覧で出てきました。
それは活気的なシステムでした。

活気的お相手検索システム

24時間お相手検索ができ、好きなお相手にお見合いのお申し込みもその場ででき、お見合いのお返事やお見合いのお申し込まれがあったらすぐにお相手のプロフィールを確認できる。すばらしいシステムでした。
スマホが普及してからは、このお相手検索システムなしに婚活はできなくなったと言っても過言ではありません。

お相手検索システムの落とし穴

しかしながら、この便利なシステムにも落とし穴がありました。
このシステムは、異性であれば前世代（全年齢）のプロフィールを見ることができます。
50代60代の男性も、20代30代の女性を見ることができます。
40代50代の女性も、30代の男性を見ることができます。
そこが落とし穴でした。

どうしてそこが落とし穴？

お見合い結婚というのは双方の「釣り合い」で成り立ちます。
50代の男性がいくら20代30代の女性を求めても女性はそんなお父さんの年齢のおじさんなんて「嫌」です。
女性が年下の男性を求めても男性「姉？母？」と嫌がられます。
でも、検索したら自分が何歳で相応でない（お見合いできない・結婚できない）年齢の異性も見ることができるのです。
プロフィールを閲覧できるお相手は、すべて自分が選ぶことができると勘違いしてしまうのです。
自分ひとりにたいして、何万人もの異性がいると・・・・

誰だってお相手は、若い方がいい

男性だって女性だって結婚相手は若い方がいいのです。
昔の仲人式のアナログの紹介だった時代は、その人に釣り合ったお似合いの人を「プロの仲人」が、選別して紹介していましたので
紹介をしてもらえるお相手以外は見る機会がなかったのですが、昨今は異性は全て見ることができる、自分とは不釣り合いの人も見ることができ、自分目線でしか婚活ができなくなり成婚率が下がってきています。

アナログ時代の仲人はプロファイリングができていた

アナログでお相手をご紹介していた時代の仲人は、「プロファイリング」ができていたので「合うお相手を双方に紹介」「交際サポートという仲人技術を駆使」し、少ないお見合い回数で成婚が決まっていました。

じゃあどうしたらいいの？

「釣り合の取れない年齢のお相手を見ることをできなくする」ということはシステム上できません。男性だったら若い女性、女性だったらイケメンで年収の高い男性にばかりしか目がいかなくなるのも仕方ありません。釣り合い・相応というのは、やはりアナログでプロの人目線でしかわかりません。でもこのお相手検索システムなしでは婚活はできない時代です。そのために結婚相談所では仲人が、「お相手選びのコツ」をお伝えしています。この法則をしっかり守っていくことが「失敗しないお相手検索」となります。
セジュール結婚相談所では、ご入会時にオリジナルの「婚活必勝法ブック」をお渡ししています。

そもそもお相手検索はよくわからい人は。

結婚相談所が初めてだったり、「どんな人がいいのかわからない」「自分では選べない」そんな方は、「仲人式」システムがある結婚相談所に入会した方がいいと思います。仲人さんがお相手を紹介してくれますしサポートもしっかりしてくれます。だた「自社会員」のみで紹介を行っている相談所は会員数が少ないのでよく確認しておくことが必要です。大手結婚相談所も自社会員だけでは厳しく、連盟に加盟をしている時代です。