【例文付き】結婚相談所の自己PRの書き方!興味を持たせる方法は?
結婚相談所で婚活を始める際に、最も重要なことが自己PR文の作成。
「自分」というキャラクターを、相手へいかに魅力的に伝えるかがポイントとなります。
「自分のアピールポイントなんて見当たらない……」
「どういう風に書けば上手く伝わるの?」
いざ自己PRを書こうとすると、このように悩む人は多いです。
そこで今回は、相手に興味を持たれる「自己PRの書き方」を紹介していきます。
例文と合わせて解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
- 結婚相談所での自己PRの書き方
- 結婚相談所の自己PRの記載事項
- 自己PRを書く時のポイント
もくじ
結婚相談所で自己PRを書く目的
なぜ結婚相談所で自己PRがそこまで重要とされているのでしょうか?
実は、お見合いをする際の判断基準は「顔写真」の次に「自己PR」と言われています。
例え相手があなたの「見た目」を気に入ったとしても、「自己紹介」の欄で上手くアピール出来なければ、次の段階に進まない傾向があるのです。
せっかくあなたに多くのアピールポイントがあり、相手を惹きつける魅力を持っていても、自己PR文章の書き方のせいで結ばれるべきご縁が途切れてしまうのは勿体ないです。
そのためにも、自分の基本的な情報に加えて長所や好きなこと、自信があることなどを自然にアピールして「自分というキャラクター」を上手に表現しましょう。
ちょっとした工夫を加えるだけで、印象はガラリと変わりますよ。
結婚相談所の自己PRの記載事項
結婚相談所で記載する自己PRは、基本的に次の項目で構成されていることが多いです。
- 冒頭文(あいさつ)
- 婚活のきっかけ(結婚相談所へ入会した動機)
- 仕事
- 趣味
- 長所と短所
- 休みの日の過ごし方
一見シンプルな構成なので「これなら書きやすい!」と思われるかもしれませんが、実際書き出そうとしてなかなか手が進まない人を多く見かけます。
特に初めて結婚相談所でお見合いをする人にとっては、上記のような比較的思いつきやすい事項でも「相手によく思われたい」「ありのままを書いたら嫌われそう」と、意識しすぎて書き悩んでしまうのです。
大切なのは、自分という人間を過剰・過少評価せず、相手が読みやすいようシンプルな文章を作成すること。
次からは、各項目で気を付けるべきポイントを解説していきます。
自己PRを書くときのポイントと例文
プロフィールの記載事項ごとに、それぞれ気を付けるポイントと具体的な例文を紹介します。
長ったらしくダラダラと記載しては「結局この人は何が言いたいの?」と思われてしまうので、あくまで相手があなたのことをもっと知りたいと思うようなシンプルかつポジティブな文章つくりを心がけましょう。
冒頭文
自己PRの冒頭は、あいさつから始めましょう。
明るいあいさつから書き出すことで、丁寧かつ親しみやすいイメージを持たれます。
注意する点としては、馴れ馴れしい表現は避け、堅苦しくないようにすること。
次からは例文を紹介します。
【良い例】 初めまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。 |
【悪い例】 プロフィールを見てくれてどうもです。○○って言います。 私の名前は○○と申します。○○県在住、○○会社に勤務しており現在は○○部署に所属しております。 |
上記の例を見てわかるように、良い例はシンプルで頭にスッと入ってくるあいさつです。
一方悪い2つの例は、馴れ馴れしさと堅苦しさで若干の不快感すら感じてしまいます。
冒頭文は、次のプロフィール内容へと読み進めてもらうためのファーストインプレッションです。
最初のあいさつで良くも悪くも印象を付けられることを肝に銘じてください。
たかがあいさつと思わず、相手の気持ちをつかむ最初の一手であることを理解し気持ちよく自己PRを始めましょう。
婚活のきっかけ
あいさつの次は、婚活を始めたきっかけについて記載しましょう。
いわゆる結婚相談所に入会した理由です。
きっかけは人によってさまざまで、一概にこの理由だから良いというものはありません。
実際に多いきっかけとしては「周りの友人たちの結婚ラッシュが始まったから」「両親を安心させたいから」「この先一人で生活を続けていくことに不安を覚えたから」などなど。
これらの婚活のきっかけは、正直かつ誰もが共感できることなのは間違いないのですが、そのまま自己PRとして書くことはオススメできません。
なぜなら、結婚に対しての本気度が見受けられないからです。
結婚相談所で出会いを求める方たちの多くは、真剣に将来のパートナーを探しています。
にもかかわらず、プロフィール欄に上記のような婚活理由は書かれていると、「この人はあまり本気ではないのかな?」と懸念されてしまいます。
結婚に対して本気であることをアピールしつつ、次の例文を参考にしてみましょう。
【良い例】 これまで仕事に集中してきましたが、結婚した友人の幸せそうな笑顔を見たときに私も将来をともにする相手と出会いたいと思い入会しました。 |
【悪い例】 この先一人で暮らす将来に不安を覚えたので、安定した老後生活をおくるため |
仕事
仕事については、具体的に書く必要はありません。
しかし人物像をイメージする効果として、記載しているといいかもしれません。
現在勤めている会社の業界と職種をサラッと紹介する程度で大丈夫です。
何か付け加えるのであれば、仕事に対してどんな想いで取り組んでいるかを書いてみるのもいいです。
現代は、女性も男性も仕事に対する意欲の高さは好印象に繋がります。
例文を紹介します。
【良い例】 昔から子どもと接することが好きだったので、小学校の先生をしています。 |
【悪い例】 コールセンター業務2年、営業事務2年、受付1年 |
良い例では、仕事内容のイメージが付き、かつ人物像が浮かびやすいです。
一方悪い例のように転職回数が多い記載は、あまり長続きしない人なのかな?と少し不信感を抱かせてしまうのでNG。
あくまで現在の仕事についてのみ書くようにしましょう。
趣味
自己PRでの「趣味」の欄は、パーソナルな部分をアピールできる重要な項目。
お見合いのときに話を盛り上げる良いきっかけにもなるので、異性にも興味を持たれやすい趣味を考えておきましょう。
「自分には趣味なんてない……」「何を書けばいいのかわからない」という場合は、今後自分がチャレンジしてみたいことでも構いません。
次からは例文を紹介します。
【良い例】 趣味は映画鑑賞で、特に洋画が好きです。新作映画は必ずチェックするようにして、面白かった作品は何度も映画館に足を運ぶこともあります。 |
【悪い例】 特になし |
良い例のように、具体性を持って書くことで、あなたの人となりが伝わりやすくなります。
逆に悪い例のように趣味がないからといって、「特になし」や空欄のままにしてしまうのはネガティブな印象を与えてしまうのでNG。
お互いの共通点や話題のきっかけにもなる重要な部分のため、特に力を入れて考えてみてください。
長所と短所
いわゆる自分の強みとウィークポイントです。
「短所はともかく自分の長所をあえて書くなんて……」と少し気恥しく思うかもしれませんが、「自分のキャラクター」を紹介する欄だと置き換えてみてください。
自分は明るい性格なのか大人しい性格なのか、など一度客観的に自分を振り返ってイメージを箇条書きに書き出してみるといいでしょう。
そこから、さまざまなキャラクター性が見えてくるかと思います。
思いつかないときは、友人や職場の同僚など周りの人へ自分のイメージを聞いてみるのもオススメ。
例文を紹介します。
【良い例】 人からは「人当たりがよくて優しい」と言われます。そのせいか、よく同僚から相談を受けることがあります。ただその際に厳しい意見をハッキリと言えないことが悩みです(笑) 【悪い例】 職場の上司からは、責任感があると高い評価を受けています。 |
上記の良い例のように、短所は少し茶目っ気を入れて紹介すると相手に親近感を感じさせます。
逆に悪い例は、プライドが高く高圧的な印象を受けてしまいます。
自分のキャラクター性をポジティブに紹介するように心がけましょう。
休みの日の過ごし方
休みの日の過ごし方は、趣味と同じく自分をアピールできる重要なパートです。
誰と何をするのか、具体的に書くようにしましょう。
休みをどのように過ごしているかによって、交際または結婚後をイメージしやすくなるので、意外とよく見られている項目です。
イメージが楽しいものであればあなたへの興味は更に高くなりますよ。
次からは例文を紹介します。
【良い例】 休日は、音楽鑑賞をしています。最近は音楽だけでなく、YouTube動画などでミュージックビデオも楽しんでいます。 |
【悪い例】 平日は残業続きなので、土日は寝て過ごしています。 |
良い例からは、家庭的なイメージが浮かびますよね。
人物像をイメージしやすいように書くことを心がけると良いです。
一言で終わらせたり、休日を無駄に過ごすようなネガティブな文章ではあなたと一緒に過ごす休日像が沸かず、せっかくのアピールポイントを台無しにしてしまいます。
まとめ
結婚相談所における自己PRの文章つくりは、とても重要です。
お見合いの最初の関門である「プロフィール作成」を真剣に自分と向き合って書くことで、あなたに興味を持つ人は増えます。
文章を書くことや自分をアピールすることが苦手でも、ほんの少しの工夫をするだけで印象は変わります。
それだけで、あなたの人物像はよりイメージしやすくなりますよ。
自己PR作成にあたって大切なポイントは、次の3つです。
- 丁寧な印象
- 具体性を持たせる
- 結婚に前向きであることをアピール
ぜひ今回解説した内容を参考にしてみてくださいね。