結婚相談所での平均的な交際期間は?3カ月以内が多い?
婚活を始める際、結婚相談所を利用すべきか悩むところですよね。
「早く結婚をしたい」という思いが強ければ、「交際期間がどれくらいかかるのか」も非常に気になるところではないでしょうか。
そこで、本記事では、結婚相談所での平均的な交際期間や交際中のポイントを具体的に解説していきます。
この記事でわかること
- 結婚相談所でいう「交際」とは何か
- 結婚相談所での平均的な交際期間はどのくらいか
- 交際期間には何をすればよいか
この記事を読んで納得がいったら、結婚相談所の利用もぜひ前向きに検討してみてください。
もくじ
結婚相談所では仮交際と本交際がある
そもそも結婚相談所でいう「交際」とは何でしょうか。
一般に「交際」というとお付き合いしている状態を指しますが、結婚相談所での「交際」は以下2種類の期間に分けられています。
- 「仮交際」期間:お付き合い前の友達の状態
- 「本交際」期間:お付き合いしている状態
もう少し詳しくみていきましょう。
まず「仮交際」とは、お見合いをして、お互いに「いいな」と思ったら連絡先を交換し、ラインや電話をしたり、お食事に行ったりする期間のことです。
ある意味友達のような期間とも言えるでしょう。
したがって、この間は複数のお相手と仮交際をすることができます。
次に「本交際」とは、一般的な「お付き合い」と同意の状態です。
この期間は結婚を前提とした真剣な状態のため、もちろんお相手は1人のみ。
お見合いも一切できません。
2人でデートを重ねたり、連絡を取り合ったりしていく中で、仮交際期間よりもさらに踏み込んだ内容の話をして、お互いに結婚の意思が固まれば成婚となります。
仮交際は1~2カ月程度
結婚相談所によって異なりますが、仮交際の期間は平均的に1~2カ月程度が目安とされています。
仮交際は、あくまで「見極め」をする期間なので、一人の人にこだわらず、複数人と連絡を取ったり、実際に会ってみたりすることが大切です。
そうすることで、相手はもちろん、自分自身の結婚観もはっきりしていき、本交際に進みたい人を選びやすくなるでしょう。
やがて「もっと知りたい」「もっと一緒にいたい」と思える人ができたら、相手に「本交際」への移行を提案します。
しかし、いきなり相手に伝えなくても大丈夫。
事前に結婚相談所の担当者に相談し、相手が自分のことをどう思っているのかなどの情報を教えてもらいましょう。
本交際は3カ月以内が多い
本交際の期間については3カ月以内を目安としている結婚相談所がほとんどです。
3カ月と聞くと、「そんなに短くて大丈夫なのか」と思ってしまいますよね。
それでも本交際が3カ月以内で十分な理由は以下の3つです。
- お互いが結婚を意識して結婚相談所に来ているため、通常の恋愛のように結婚への意識を探る必要がない
- お見合いの前にプロフィールを確認し、仮交際で相性を判断しているため、本交際では残りの懸念事項をクリアできればよい
- 3カ月を目安としておくことで、「長く交際したのに、結局破局した」ということが防げる
以上のことから、早い人では1カ月程度、大半の人が3カ月以内で成婚に進んでいきます。
交際期間には何をすればいいの?
限られた交際期間の中で、相手のことをもっと知りつつ、楽しい時間を過ごすには何をしたらよいのでしょうか。
ここでは、交際期間中にすべきことと、大切にして欲しいポイントを5つご紹介していきます。
コミュニケーションを取る
限られた時間の中だからこそ、こまめにコミュニケーションを取ることを徹底しましょう。
どんなに忙しくても自分に言い訳せず、すき間時間を使って連絡を取ることが大切です。
メールやLINEでもいいですが、文字だけだと、「既読になっているのに返信が来ない」「変なことを言って怒らせたのか」など、余計な心配が生まれます。
5分でもいいので、思いが伝わりやすい電話での会話を楽しむことにより、一層仲が深まるでしょう。
実際に会ったときのコミュニケーションも、もちろん大切です。
目を見て会話を楽しみ、「この人は自分の話をよく聞いてくれる」という安心感を与えてあげてください。
しょっちゅうスマホを見る行為はかなりの悪印象なので注意しましょう。
デートは毎回丁寧にする
交際中は、ランチやディナーはもちろん、2人の趣味の場所や、デートスポットにも出かけましょう。
早い段階で2人に結婚の兆しが見えたとしても、1回1回のデートを無下に扱ってはいけません。
「とりあえず会おう」ではなく、きちんとしたプランをもってデートに臨みましょう。
また、デートに行くことは、相手の性格や結婚観・価値観を自然な流れで確認する、絶好のチャンスです。
例えばテーマパークで、小さい子を見てニコニコしているなら子ども好きな人かもしれませんし、トイレの心配をしてくれたら、細かいところまで気の利く人なのかもしれません。
あまりにも試すようなことはよくありませんが、いろいろな場所へ出かけてみると、会話だけではわからない一面が見られますよ。
素直な気持ちを伝えることが大切
交際中は、相手の気持ちがよくわからなかったり、相手の発言が腑に落ちなかったりすることもあるでしょう。
このような場合は、自分の素直な気持ちを正直に伝えることが大切です。
自分の思いを伝えることは、友達や家族でさえとっても勇気のいることですよね。
ましてや結婚をしたいと思っている相手ですから、「嫌われたくない」という思いも生まれます。
それでも、早いうちに自分の思いを言葉に出すクセをつけておきましょう。
伝えるときは、「連絡が少ないよね」と、事実だけ言うのではなく「連絡が少なくて寂しいよ」と自分の感情も合わせて伝えると優しく伝わります。
お互いが正直に話せるようになると、悩みもグンと減って、一気に結婚へ前進するでしょう。
成婚しなければお見合いから再スタート
仮交際でも、本交際でも「この人とは合わない」と感じたら、きっぱり交際をやめましょう。
好意をもってくれた相手だからといって、ズルズルと連絡を取り続けることは、自分にとっても相手にとっても時間の無駄です。
「交際をやめることを相手に言い出しづらい」と思うかもしれませんが、安心してください。
結婚相談所は、そのあたりもきちんとシステム化されているので、お断りの気持ちも担当者がしっかり伝えてくれます。
残念ながら、成婚まで至らなければまたお見合いから始めることになりますが、交際の経験を経て、自身の見る目も上がっています。
「もっといい人が待っている」と、ポジティブに捉え、再チャレンジしていきましょう。
交際期間は人によって差があることを知っておく
結婚相談所での交際は「仮交際」と「本交際」に分かれており、仮交際は1~2カ月、本交際は3カ月以内の平均交際期間を経ることをお話ししました。
ただそうは言っても、交際のペースは人によって違いますよね。
ましてや、人生を賭けた決断をしようとしているのですから、慎重になるのも当然です。
先にお話しした交際期間はあくまでも目安として捉え、個人差があってよいことを知っておいてください。
もちろん早くても遅くても構いません。
いずれにせよ大切なことは、お互いの性格や結婚観・価値観にとことん納得して結婚することです。
また、最終的な判断は自分ですが、結婚相談所の担当者もいろいろな人たちを見届けてきたプロ。
どうしても決めきれないときにはアドバイスを仰ぐのもひとつの手でしょう。
まとめ
結婚相談所でいう「交際」には「仮交際」と「本交際」があり、前者はお友達として1~2カ月、後者は恋人として3カ月以内の交際をします。
一般的な恋愛結婚と比べると短い期間ですが、お互いが結婚を意識した状態で交際するので、大半の人たちが本交際の3カ月以内に成婚していきます。
ただしあくまでも目安なので、人と比べて焦ることはありません。
相手とコミュニケーションを多くとったり、楽しいデートのプランを考え、実行したりして、思い出を作りつつ、本当に自分に合った人なのかをじっくり考え、納得のいく結婚になるようにしてください。